育休中に副業始めました!内職の全貌を順次公開!(1注文目)
2人目の育休中。
家事や育児に追われ、毎日があっという間に過ぎていく毎日。
仕事と違って給料は出ない。
2人目の赤ちゃんを授かり幸せなものの、自分を評価してほしい、認めてほしいという欲求がどこかにずっとありました。
もちろん、主人は家事や育児の毎日をねぎらってくれるし、ないがしろにされているわけでもない。
私はたぶん、“給料”を明確な自分への評価と思ってしまっているのだと思います。
そこで、育休中に何か副業ができないものかと考え、前から気になっていたけれど、なかなか機会がなかった内職に手を出してみました。
(ここからは少し失礼な記述もあります)
内職の会社の面接
まず電話口で確認されたのが、『1日3~4時間の作業時間を確保できるか』ということ。
ここで、「いいえ」と答えると意味がなくなってしまうので、一応「はい」と答えました。
でも正直、毎日毎日、3~4時間も内職?シールを貼り続けたり、何かを袋に入れ続けたり…、それを毎日3~4時間?内職の仕事ってそこまで求められるの?とびっくりしました。
電話をしたその日に面接をしてくれるとのことで、早速、会社に出向きました。
どんなところだろう…?とドキドキしながら車で向かい、到着すると、会社?いえ、倉庫!倉庫でした。
ずらーっとひたすら段ボールがあり、いくつかの机が壁際に。公民館などにあるような2人掛けの机を2つ向かい合わせにしていて、そして丸椅子。こちらにどうぞ、と。
あ、こういうものなんだ…と、初めてのことばかりでしたが、緊張もなく、とてもリラックス状態でした。
面接というよりは、内職の注意事項の説明など、もうすでに内職の仕事を受ける前提での話でした。
『納期は必ず守ってください』とか、『けがをして血が出た場合、商品につかないようにしてください』とか、当たり前のことだけど、当たり前のことができない人がいるらしく、こういう説明に時間を割かないといけなくなるんですね…。
初めての内職の仕事内容
【ベビーギフト】
ビニール素材の袋に専用の棒(紐通しのようなもの)でリボンを通す。
個数:500個
倉庫内でまず作り方を教わります。
“内職加工指示書”というものがあり、作り方の記載はあるのですが、確実にできるために一から説明をしてくれます。
・棒の先に両面テープを巻き付ける
・袋には前と後ろがあり、後ろから始める
・袋の開いている方を自分の側に向けておく
・リボンの表が上になるように棒の先にくっつける
・リボンを片側に通す
・リボンをもう片側に通す
・最後にリボンを通すときは最初のリボンの先端が中に入らないように、袋の下側に向けてよけておく
・リボンを通し終えたら、棒からリボンを外す
・リボンに両面テープのかすがついていないか確認する
・出ているリボンの長さが同じになる様に調整する
これだけで終わりではありません。
・出来上がった袋を20枚1セットにする
・リボンを内側に折り込み、袋を半分におる
・リボンが直線状になっている側を下にしてビニール袋に入れる
・ビニール袋の口の部分を2回折る
・セロハンテープで3か所とめる
・検品シールに押印する
・検品シールをビニール袋の表右下にはる
・商品を入れる段ボールの側面に“商品名・個数・自分の名前”を書いた紙をガムテープではる
・納品書に宛先や商品名、個数・単価、金額などの記載する
決まり事多すぎ!やること多すぎ!
ちょっと内職を軽くみすぎていたことに、ここで初めて気が付きました。
内職の報酬は、どこまで低い?
二度見とはこのこと。
信じられなくて、自分の暗算での計算が間違えているのではないかと、携帯でわざわざ二度計算。
“内職加工指示書”に記載してあったのは、単価1.6。
要するに、500個×1.6円=800円。
内職の報酬はむちゃくちゃ低い!とは耳にしていたけれど、ここまで低いとは、想像をはるかに超えました。
ここで質問。
「作業内容が難しくなったら、単価はあがるのですか?」
回答がまた想像外で…
「単価は上がりますが、時間がかかるので個数が少なくなって、報酬としては変わりません。時給が同じになるように計算していますから。」と…。
え…、慣れてきて難しいものができるようになっても、報酬上がらないの?難しいのする分、報酬高くなるんじゃないの??時給が同じになるように計算?
私の会社人としての常識が崩れる回答でした。
家での内職作業、かかる時間は?
まず、大きい段ボール…。置く場所の確保が必要になります。
さぁ、家で初めての内職作業を始めます!
まずはキッチンのテーブルをきれいに拭いて、作業場所を広く確保。
教えてもらったことを忘れないように、面接当日の夜にすぐやってみました。
↓これで100個分です。
(袋の柄をお見せすることができないため加工しています)
最初の100個にかかった時間は1時間30分。
続いて翌日、100個にかかった時間は1時間15分。
ここでモチベーション、完全に0です。
800円をもらうために、すでに約3時間。
そしてまだ残り半分以上。
3日目、『800円のために…。800円のために…。時給2000円の私が800円もらうために…。』呪文のように私の頭の中をめぐり、結局作業する気になりませんでした。
(今は育休中ですが、仕事をしているときは、割増の時間外手当が約2000円のため)
とはいえ納期があります。
1日100個の作業をするとして納期までに終わらせるために、やるしかありません。なんとか500個、作り終えました。
初めての内職の時間給換算
・トータルで約6時間30分
・報酬は800円
↓
800円÷6.5時間=123円/時間
なんと時給123円です!
開いた口がふさがらない。
しかも、郵送とかではなく、商品は自分で取りに行き、自分で納品に行きます。
私の場合、車で往復約15分です。
この時給に移動時間を含めると…内職の時給、もう計算したくありません。
ここで念のため…、
私はこれまで効率をかなり意識して仕事をしてきました。
手際もいい方だと自負しています。
実際、作業内容を説明してくださった方が、「早い方で1日130個くらいですね」と。1日とは、3時間のことです。
私は3時間だと、200個完成させることができました。
ですから、私の時給計算が低いのではなく、時給123円よりもっと低い報酬で内職をされている方がいらっしゃるということになりますよね…。
内職をやる意味
最初に書いたように、今私は育休中で、“給料”という明確な評価・報酬が欲しいと思い、内職に手を出してみましたが、育休中の疲れの中、ここまで報酬の低いお仕事を続けることはできません。ほぼボランティアだと思います。
とはいえ、今の商品を納品したら、次、どんな商品なんだろう?という興味もあり、社会勉強という意味も含め、もう少しだけやってみようかなと思います。
それとやはり、すきま時間にできるアンケート回答は続けていきます!
内職は時間を作って作業に取り掛かる必要がありますが、ポイ活は、あくまでもすきま時間!
仕事をしているときにはできなかったこと、育休中の今だからこそできることを、他にもやってみようと思っています。
そして育休中でもできる、効率の良い副業を探して、ブログで紹介できたらと思っています。