怒らない子育ては親の我慢でなりたつもの!?
うちの子、4月産まれでもうすぐ6歳になる年長さん。
とってものんびりでマイペース。
遊びモードじゃないときは、
目を離すとボーっとしているし、
声をかけないとボーっとしている。
声をかけても、私の言葉なんて気にもとめない。
毎日毎日、
「今日はお休みの日じゃないよ?」
「朝は時間ないよ?急いで!」
「着替えたら、ご飯よ?」
「帰ったらまず手洗いでしょ!」
「え?まだ着替えてないの?」
声をかけ通しで、本当に疲れる毎日。
怒るのも日常茶飯事。
↑こんな本を買ってみた。
読んではみたものの、やっぱり怒ってしまう。
結局、親が我慢しないと、怒らないなんて不可能!!
それがある日の出来事で、私は怒らなくなりました。
子どもが習い事から帰って、一緒にご飯を食べているときのこと。
その日はたまたま、普段はご飯のときつけていないテレビをつけていて、子どもを見ると、口が動いていない。
いつもなら怒るところだけど、なんか、テレビを見ていて食べていないというより、心ここにあらずという感じ。
ボーっとテレビを見てる。私に言われると、口に入れる。子どもの目が…病んでる。
親の勘で、何かおかしいなと思い…
「お腹すいてない?」
首をふる。
「今日のご飯好きじゃない?」
首をふる。
「眠いの?」
首をふる。
「習い事疲れた?」
・・・。
確実に、アレだ!と思いました。
習い事に送っていったときに先生が、子どものいる前で私に、「〇〇ちゃん(うちの子)と同じ年長さんで、もう6級やってる子がいるのよ。もっと頑張らないと。」って。。。今、うちの子は9級です。が、何か????
そのとき私は先生に腹がたちましたが、子どもは傷ついていたのです。
そんな傷ついたわが子を怒れるはずがありません!
その日は、寝るまで全く怒らず、待ちました。
のんびりのわが子の行動を、とにかく待ちました。
怒らず、優しく声をかけました。
いつもなら怒っていることでも怒りませんでした。
そこで気づいたのです。
私が今までどれだけ些細なことで子どもを怒ってきたかを…。
私に怒られて、しゅんとすること、もちろん今まで何度もありました。でもそれは私も怒っているときなので、しゅんとなっているわが子を気にもしていませんでした。
でも、私以外の人のせいでしゅんとなっているわが子を見たいはずがありません。でも、その様子を見たことによって、子どもが傷ついていることに気づいたのです。
恐らく今までも、私に毎日毎日怒られて、子どもは日々、傷ついていたのではないかと…。
やっと気づいたのです。
怒るのが当たり前になりすぎて、本当に些細なことで怒っていたことに…。
でも気づけてよかったです。
習い事の先生に対しては今でも腹がたっているけれど、これがきっかけで、【怒らない子育て】ができそうです。
これまでは、怒らない子育てなんてできるわけないじゃん!と思っていました。でも、できます。だって、娘のこと本当に好きだし、心底かわいいと思っています。笑顔がみたい。
大人じゃないんだから…、まだまだ幼稚園児なんだから、そんな子どもを落ち込ませてどうする?
まだまだ子供。もう少し、大人の私がおおらかな気持ちで接すれば大丈夫。